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アナミナティの祝祭 前編。後編までに書かねばという焦燥感。
ネタバレ感想。
なんか青い鳥文庫ちゃん雰囲気変わった？ 前までは……前……前回青い鳥文庫買ったのいつ……？ 時の流れの早さが怖い。
並べると背表紙が浮いちゃうな……。
とうとうジョーカーくんの友人が登場！ これは……ジョーカーくんのライバルポジションでしょうか……？ 普通に友達して終わりということはないでしょ。それぞれのパートナーが怪盗と探偵卿ですから。でも完全に対立して友達じゃなくなるのも嫌ですよね。つまりベストは友達でありながらライバル。これ。
今のところシドの性格がどうなってるかわからないので何とも言えませんが、変わってない気配が濃厚なので、割とベストな結果に落ち着く可能性は高いのでないかと。そうであってくれ。
マガの手のひらの上で転がされるクイーン……ジョーカーくんとRDの今までの苦労は一体。やはりはやみねキャラは女性が強いですね。しかし、最終的にクイーンがやる気出したのはネアに挑発されたからだし、マガも考えが甘い感じはありますね。そんなに簡単に思い通りに動かせたら苦労はしないって話か。
クイーンとネアのルーレット対決、イカサマ合戦になってて困るな！ なんて奴らだ！
探偵卿またおかしい人が増えてしまったな……碌でもない人しかいない。変人博覧会と書いて探偵卿と読む。ルイーゼさんも苦労人ぶってるけど、この人も大概イロモノ枠ですからね。イザドさん、所属組織がどんどん悪の秘密結社みたいな感じになってきてる中あんなキャラで大丈夫かな……。
ネアが普通にクイーンとタメ張れるレベルのガキで笑いましたが、逆にクイーンレベルの精神じゃないとクイーンとは戦えない……のか？ つまり今までクイーンと遊んでた探偵卿はみんな……やめよう。
マライカさんは普通に強いので。強い。
まさか、クイーンの代わりとしてのブラッククイーン最初のお仕事が温泉卓球代理出場になるとは思いませんでした。こんなの予想できるか！
クイーンが狙った獲物の共通点。｢怪盗の美学｣というのは、クイーンが真意を隠すための建前として、適当に言っていただけだった……かもしれない！(強引な論理の飛躍) もし｢アナミナティを不埒な輩から守るため(つまりは正義のため)｣なんて理由を｢怪盗の美学｣って言い訳で誤魔化していたのだとしたら、私が｢クイーンはこういう人｣｢怪盗の美学とはこういうもの｣と思い込んでいた像が全部あやふやになってしまうよ。それだったらまだ｢アナミナティを自分のために使うため｣という動機を、｢怪盗の美学｣という言い訳で隠していた、だった方が安心する。安心かな！？ 本当に安心できるかな！？
流石に、｢怪盗の美学｣がただの建前なんてことはないはずと思います。上記はただの妄想です。クイーンの行動の基盤には、本人しか理解できない｢怪盗の美学｣があって、｢アナミナティを盗むことが｢怪盗の美学｣に合致するから｣と考えるのが普通です。もしくは、｢怪盗の美学｣に合致するのがたまたまアナミナティだった、とか。でもそれなら、わざわざルイーゼに言及させる意味もないのでは……？ 獲物の共通点として、何かしらが明示されるなら、『サーカスがお好き』でネフェルティティの微笑みを盗んだ時は｢あるべき場所に返すため｣だったので……それが｢怪盗の美学｣なのかもしれないし、アナミナティを狙うのも、ひょっとしたらそうなのかもしれない。クイーンはクイーンなので、元の場所に返す前にちょっと自分で使ってみても構わないだろう、くらいは考えるかもしれない。かも。これも妄想です。
全部妄想なので、これ絶対後編読む前に書かなきゃいけなかった(読んだら書けない)。
もうすぐ後編、楽しみですね。
Q.今探偵卿何人いるの？
A.全13人。名前が分かっているのはヴォルフ、仙太郎、冥美、アンゲルス、マンダリン、ウァドエバー、ラロ、マライカ、今回明かされたイザド、ネア。ラロは名前のみで本編未登場。